本棚にある漫画を電子化して一掃した話

これ、前回の更新からずいぶん経ってるよね?。ハムスターだったら、人生半分終わってるよね。人間に生まれてよかった〜。

久しぶりの更新ですが、今回は漫画の電子化についてです。我が家の本棚にはどうしようもないくらいの漫画で溢れていまして、これをなんとかすべく、電子化に取り組んで参りました。
最初は裁断機と ScanSnap で、裁断してスキャンしている間に、スキャン済みのデータをフィルタアプリケーションに喰わせて、紙質感を取り除きつつ zip ファイルを作成し、規則正しく命名されたフォルダに格納する、という作業を Windows で行なっていました、嫁が。

そんな折に、発見したのが漫画スキャン王という、漫画をダンボールに詰めて送ると、 PDF ファイルにしてくれるサービスでした。この PDF ファイルを元の JPG ファイルに分解し、紙質感を取り除き(以下略)、嫁が。

この一連の作業を手作業でやっていたので、ついカッとなってスクリプトを作成しました。うっかり無くしてしまいそうなので、ここに置いておきます。

https://github.com/maedy/hyohaku

こういう自動化が必要な作業には、 Windows はちょっと UI が窮屈すぎるんですよねぇ。そもそも UNIX には、プログラムのユーザはプログラムである、という大きな問題を小さなプログラムを組み合わせることで(略)。

このスクリプトですが、ComicGlass等の漫画を読む系のアプリケーションに便利なファイル名とディレクトリ構成を構築します。
今のところ、 669 冊ほどこのスクリプトに喰わせていますが、ちょっと mogrify のオプションが攻めすぎかな〜、と思います。紙質感は無くなってますが、スクリーントーンでの表現が意図しない結果になっている部分もあるように見受けられます。今後の課題です。

あとは、シェルスクリプトなので、ちょっと効率悪いかもしれません。ファイル名とディレクトリ名を生成する度に新しいプロセスが生まれています。 C で・・・書く?

この世界には漫画沼というものがありまして、我が家にも紙の漫画が少しづつ湧いてきている状態です。そろそろまた段ボールに詰めて送りつける時期かもしれません。