ここ最近は 10 年に 2 回くらいのペースでファイルサーバのリプレイスを行っています。だいたい 20 年くらい前に FreeBSD(98) で始めた趣味なので、結構長く続いている方だと思います。近年は使いやすいオンラインストレージやクラウドサービスが普及してきたこともあり、もうこれは本当に趣味ですよね、としかいいようのない時代になりました。何が楽しいかと言うと、思いがけず発生するトラブルとその問題解決、そして思った通りに動く喜び、これに尽きます。
進捗ですが、計画してから 2 週間経って、ようやく OS が内部ストレージからブートするようになりました。リプレイスが完了するまでのプロセスは、だいたいこんな感じになります。
1. 思いつく
2. 最近の CPU などの情報を調べる
3. パーツを発注する
4. 組み立てる
5. OS とアプリケーションをインストールする <- 今ここ
6. データを移行する
7. 既存のサーバと入れ替える
1 と 2 はだいたい 1 日でなんとなく終わります。3 にはいろいろと家庭内決済プロセスがあり、予算の承認と効果、そしてリスクの説明が求められます。4 では、最近はないですが、 CPU のピンを折ったり、やったことあります。で、現在 5 まできました。
作業内容ですが、幸いなことに、過去の自分がメモを残してくれていました。
ファイルサーバのリプレイス
http://blog.maedee.net/entry/2015/09/27/135933
さすが自分、ありがとう、読ませてもらったけど、あまり役に立たないよね、これ。リンクのドキュメントは 2 年近く更新が行われていません。メモとして残すのであれば、一次情報か、それに近いドキュメントでないと、あっというまに風化しますよ。一昔前に個人のブログや日記が情報源だったのは、自分自身が活発にこの分野で活動していたのだと思う次第です。むしろ 1 年前の自分の方が、より今の自分の考え方に近いです、あたりまえですが。
ファイルサーバの再構築
http://blog.maedee.net/entry/2019/08/03/172813
ということもあり、今回も役に立っているのは以下の 2 つのドキュメントです。
Handbook:Main Page
https://wiki.gentoo.org/wiki/Handbook:Main_Page
Gentoo wiki
https://wiki.gentoo.org/wiki/Main_Page
歳をとったからかもしれないのですが、 10 代や 20 代の頃より落ち着いてドキュメントやマニュアルを読めるようになったように感じます。それでもトラブルはあるので、楽しめなくなったというわけではありません。というわけで、つづきます。
なんの説明もなく Gentoo Linux を使うことになっているのは、想定している読者が未来の自分だからです。